株主・投資家の皆様へ

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代表取締役会長 兼 CEO
齋藤 茂 |
代表取締役社長 兼 COO
渡辺 康人 |
株主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
2026年8月期中間連結会計期間(以下、中間期)の経営環境は、国内の雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな景気回復基調で推移した一方、物価上昇による消費への影響や海外の不透明な情勢など、予断を許さない状況が続いております。当社グループが軸足を置くゲーム業界では、「Nintendo Switch 2」の順調な普及が追い風となる反面、半導体メモリの価格高騰による、今後の家庭用ゲーム機器の生産・販売に対する影響が懸念されます。
当社グループは、技術進化をはじめ加速する事業環境の変化へ遅滞なく適応し、事業機会を捉えて成長していくため、さらなる体制強化とゲーム事業の収益性向上、その他事業での新規ビジネスの創出に注力しております。その結果、当中間期の業績は売上高・各段階利益ともに前年同期を上回り、増収増益となりました。前期のV字回復から続く良好な収益性を維持できたことは、当社の開発体制が一定の成果を出している証左であると考えております。
ゲーム事業の主要な開発プロジェクトはいずれも活発な進行が継続し、開発の進捗に応じて収益が伸長しました。中小規模の新しいプロジェクトの立ち上げも始まっております。しかしながら、足元の状況に楽観は許されません。前期にスタートした海外大手ゲーム会社との開発プロジェクトが、先方の方針変更により一時停止となり、現時点で再開時期は未定です。このことから稼働に急な空きが発生してる状況であり、他のプロジェクトの終盤や立ち上げとも重なり、第3四半期以降、稼働を高めるまでに一定の時間を要する懸念が強まっております。現在、稼働の最大化に全力を注いでおります。
一方、その他事業では、次なる収益の柱を築くべく、新しいビジネスの創出に向けて市場調査やビジネス企画に注力しております。大学等の教育機関と連携したインタラクティブなデジタル学習基盤の構築や、医療分野における対人業務シミュレーションツールの構築など、多角的なフィールドで仕込みを進めております。そのため当中間期においては前年同期比減収減益ではございますが、この挑戦は当社の成長のための不可欠なステップです。
このような状況をふまえ、第3四半期以降における不確実性を考慮し、通期の連結業績予想については据え置きとしております。
重要な経営課題への取り組みも力強く推進してまいります。開発技術力と生産性の向上の一環として、安全性に配慮したうえでAI技術の活用範囲を拡大していくため、従業員のリスキリング促進や、全従業員へのAI使用ルール、使用例の発信・共有などに取り組んでおります。人的資本の拡充に関しては、従業員エンゲージメントの向上を軸に、高い成果に適切に報いることを基本とした報酬引き上げや、職場環境の改善を引き続き進めております。現在、建設計画を進めている京都府長岡京市の新オフィスビルにつきましては、社内アンケートを実施し、クリエイティブな事業活動に最適なオフィスの設計を進めております。詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたします。
こうした成長戦略で、資本効率を重視し利益の最大化に努め、企業価値の向上に取り組んでまいります。株主の皆様にはご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
2026年5月
代表取締役会長 兼 CEO齋藤 茂
代表取締役社長 兼 COO渡辺 康人
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