5G対応で新たな成長ステージへ
5Gとは?
5G(第5世代移動通信システム)は、IoT時代のスマート社会を実現する重要な通信インフラです。海外では2019年に商用サービスが開始、日本でも2019年9月頃からプレ商用サービスが開始されます。主な特長は、「高速」、「大容量」、「多接続性」、「低遅延」。つまり、あらゆるモノから多くの情報をスピーディーにリアルタイムで取得できるようになります。5Gを起点にあらゆる産業分野でイノベーションが起こり、その経済波及効果は日本だけで約46.8兆円※1、世界では約12兆ドル※2と予想されています。例えば自動車の自動運転の早期実用化、手術ロボットによる遠隔手術といった医療の発達、建築現場での重機の遠隔操作など、誤作動が許されない分野での活用も考えられます。ゲーム業界が属するエンタテインメント分野でも、リッチコンテンツ化、4K・8K映像配信、VR・AR(仮想現実・ 拡張現実)のようなテクノロジーを活用したリアリティとエンタテインメント性の追求により、市場の拡大につながると言われています。来たる5G社会に向けて、このような環境変化への対応が各企業に求められています。
※1「電波政策2020懇談会」総務省
※2「IHS マークイット予測」
5Gへの対応 〜トーセの取り組み〜
2022年から拡大期に入ると予想されている5G。ゲーム業界においても新たな技術やハードウェアの進化が期待されるとともに、それらに対応するゲームコンテンツの企画、開発が最重要課題となっています。
トーセにとっては、まさしく事業成長の好機。強みである国内最大級の開発体制、メーカーとの強固なパートナーシップ、ハードウェアへの対応力や開発・技術力、多様なジャンルの製品を生み出してきた企画・提案力を最大限に発揮できると考えています。
この度、それらの強みをさらに強化するため、中期経営ビジョンの一つである「組織体制」の再編成を実施する予定です。個々の「強み」を集約し、「組織力」を加えることにより、5Gなどの環境変化に対応し持続成長できる体制づくりを開始します。5G移行を追い風にゲーム業界を盛り上げ、皆様に楽しんでいただけるコンテンツをさらに創出してまいります。